2011年11月
拝啓
深秋の候、貴社ますますご盛栄のこととお喜び申し上げます。
早速ですが、御社の売掛金や貸付金等の債権回収は、滞りなく行われていますでしょうか?
【債権回収は最優先課題です!】
経営活動をしていく上で、様々なトラブルや事故が発生する可能性があります。事故の例として、取引先の倒産だけにとどまらず、債権回収不可能(企業間での金銭の貸付や、売掛金入金の滞り、支払期日の延期等)が挙げられます。金融機関等から仕入資金の借入れをしているような場合には、売掛金額のみならず、その借入利息までも無駄に負担する事になるのです。従って、個人にとっても企業にとっても、債権回収は最も重要な課題の1つと言えるでしょう。
【債権回収方法、ほんの一例】
- 内容証明郵便の送付…聞き慣れていない人にとっては、プレッシャーを与える効果があります。再三の請求にも、まるで知らん振りだった相手から、連絡が来る場合もあります。ただし、宣戦布告と捉えられる場合もありますので、相手との関係を考えてから出す方が賢明です。
- 少額訴訟…債権額が60万円以下の場合、簡易裁判所に申し立てをして行います。裁判は1日のみであり、又、弁護士に依頼しなくても裁判ができ、費用も低額です。裁判と言っても、原告・被告・裁判官がテーブルを囲んで座り、対話するような雰囲気で審理が進められますので、精神的な苦痛が無く安心です。
- 支払督促…簡易裁判所に申し立てをして行います。書類審査のみを行う為、申立人が裁判所に出頭しなくて済みますが、相手方(債務者)が異議を申し立てた場合には、通常訴訟へ移行します。
簡単にご紹介させて頂きました。詳細は担当者までお問い合わせ下さい。
敬具
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アルカイースト5階
大西会計事務所
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FAX03(3621)3843
作成者 岡崎万里